ヴィクトワールピサ産駒はサンデーサイレンス系の中でもT.サンデー系に分類される血統です。
ここではそのヴィクトワールピサ産駒の特徴を整理していきたいと思います。
ヴィクトワールピサとは
ネオユニヴァースの子供で2007年に生まれました。
2009年に京都の新馬戦で2着に敗れ、その後未勝利戦で勝利を収めると5連勝で皐月賞を制しました。その後は凱旋門賞への挑戦などもあり勝てない時期が続きましたが、有馬記念、中山記念で勝利。2011年ドバイワールドCへの参戦すると日本馬で初の優勝を飾りファンを沸かしてくれました。その年の有馬記念を最後に引退してからは種牡馬としても活躍の場を広げています。
2020年にはトルコで種牡馬となることが決定となりました。
ヴィクトワールピサ産駒の代表馬
ジュエラー
スカーレットカラー
ミッシングリンク
ブレイキングドーン
ハーツクライ産駒の特徴
時期
2歳から比較的活躍をし、世代限定戦や牝馬限定戦などで成績を残しています。
連勝することがあまりなく勝ち負けを繰り返しながら勝ち上がる馬も多いです。連勝する場合は十分ローテの感覚が取られていることも少なくありません。
コース別特徴
芝は1800mが大得意ですが1400m以上で良績が多いです。狙うなら非根幹距離がいいでしょう。
ダートでは芝と比べて成績は落ちますが走らないわけではありません。1800m以上で良績が多いです。
重馬場では成績は落ちますが比較的苦にせず走っています。
条件 | 成績 | 詳細 |
---|---|---|
芝 | ◎ | 良く走るが1800m以上が特に良い |
ダート | △ | 芝と比べて落ちる。1800m以上が良い |
道悪 | ◯ | 成績は若干落ちるが比較的苦にしていない |
比較的どのコースでも走りますが、芝は直線の長いコースの東京、新潟で成績を上げています。ダートでは新潟、中山で特に成績が良いです。
条件 | 成績 | 詳細 |
---|---|---|
東京、新潟 | ◎ | 芝ではこの直線の長いコースで成績が上がっています。 |
新潟、中山 | ◎ | ダートではこのコースで成績が上がっています。 |
その他
馬体重が450から510kgのある程度馬格のある馬で成績が上がる傾向にありますが、牝馬であればあまり馬格がなくとも好走しています。
連勝が難しく間隔がきついローテでは苦戦傾向にあります。
まとめ
ここまでのポイントをおさらいします。
- 早いうちから活躍することも多いが連勝に期待はできない。
- 芝は1800mや非根幹距離で活躍し、ダートは1800m以上が良い成績です。
- 馬体重が450から510kgの馬格がある方が良いも牝馬ではある程度小さい馬も絡む。
- ローテ間隔は空いている方が良いです。
いかがでしたか。以上ヴィクトワールピサ産駒特徴のまとめでした