トランセンド産駒はNearctic系の馬で2013年に種牡馬となりました。
ここではそのトランセンド産駒の特徴を整理していきたいと思います。
トランセンドとは
2006年にワイルドラッシュの子供として生まれました。
デビューは2009年の芝1800mでしたが2着に敗れ、出走取り消しを挟んだ次戦の阪神ダート1800mで未勝利戦を勝利します。ダート戦で才能が開花したのかアルデバランSなどでレコードを記録するなど活躍し、2010年にジャパンCダートで念願のG1勝利を収めます。その後フェブラリーSなど合計4つのG1タイトルを手にし2012年の東京大賞典を最後に引退、種牡馬となりました。
トランセンド産駒の代表馬
トランセンデント
フリーフリッカー
テイエムチェロキー
ミキノトランペット
コスモインペリウム
トランセンド産駒の特徴
コース別特徴
どちらかといえば地方での成績が優秀でダートでは距離を問わず活躍しています。
中央でも全く走っていないわけではありませんが父と同じくダートでの活躍が主となっています。芝では1400m以下の距離で走っていおり短距離戦が中心です。ダートは1800mまでの出走頭数が多いですが成績は平凡です。むしろ出走頭数が少ない2200m以上の長距離での馬券内率が高いのも特徴の一つです。
地方やダートでは重馬場・稍重で若干成績が落ちる傾向にあり、反対に芝では若干成績が上がるので狙ってみても面白いかもしれません。
条件 | 成績 | 詳細 |
---|---|---|
芝 | × | ほとんど走らず、走っても1400m以下の短距離に限定 |
ダート | ◯ | 走るが成績としては突出しておらず、長距離戦で馬券内率高め |
道悪 | ◯ | 地方、ダートでは若干低下、芝では若干良化傾向 |
地方 | ◎ | よく走り距離も問わず活躍 |
競馬場別では横並びであまり大きな差はありませんが、芝、ダート共に札幌、函館の短距離で良績が多い傾向にあります。
条件 | 成績 | 詳細 |
---|---|---|
札幌、函館 | ◎ | 芝、ダート共にこのコースで良績があります。 |
地方 | ◎ | 地方での活躍が目立ちます。 |
その他
距離延長歓迎で若干成績が上がる傾向にあります。
基本的に先行するほど力が出せる傾向にあり、先行馬をマークすると良いでしょう。
まとめ
ここまでのポイントをおさらいします。
- 地方での成績が優秀でダートでは距離を問わず活躍しています
- 芝はほとんど走らず、走っても1400m以下の短距離に限定されています
- ダートでは走るが成績としては突出しておらず、長距離戦で馬券内率高めです
- 距離延長歓迎で若干成績が上がる傾向にあります
いかがでしたか。以上トランセンド産駒特徴のまとめでした